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福岡 今季最多5発大勝で今季初の首位浮上「戦い抜いた試合」

[ 2017年5月21日 15:25 ]

 明治安田生命J2リーグは21日、各地で第15節が行われ、降格から1年でのJ1復帰を目指す福岡が今季最多となる5ゴールを奪って5―0で金沢に圧勝し、今季初の4連勝。勝ち点30とし、今季初めて首位に立った。

 福岡は前半18分、MF駒野の右CKをFWウェリントンが頭で決めて先制すると、同24分にはウェリントンのグラウンダーのクロスをMF石津が右足で決め、同42分には駒野の右CKから再びウェリントンが頭で決めて前半で3点をリード。後半に入ると、25分に石津に代わって途中出場したFW松田が28分に豪快に叩き込むと、42分にも松田がもう1点加えてトドメを刺した。

 今季8、9点目となったウェリントンは「セットプレーは我々が得意にしている形。練習もしているので、その成果をしっかりと試合の中で発揮できた」と得点シーンを振り返り「チームに貢献できたことはうれしいが、何より皆が全力を尽くして頑張った、戦い抜いた試合。そこを称えたい」と続けた。

 井原監督は「中3日でコンディションがキツい中、選手がよく頑張ってくれた。サポーターが遠い金沢まで来てくれたので何とか勝ち点3が取れて良かった」とホッとした様子。前節の3得点に続いての大量得点で、2試合計8得点という結果には「普段練習している形がきょうは出せて、それがゴールにつながった。セットプレーからも点が取れたし、こういう形を次の試合も引き続きできるようにしっかり準備していきたい」と話した。

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2017年5月21日のニュース