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フェイエノールト主将のカイトが現役引退「全ての夢が実現 今が適切なタイミングだ」

[ 2017年5月18日 18:17 ]

現役引退を発表した元オランダ代表FWディルク・カイト
Photo By AP

 18季ぶりにオランダリーグ優勝を果たしたフェイエノールト主将の元オランダ代表FWディルク・カイト(36)が17日、現役引退を表明した。

 クラブ公式サイトで「私の全ての夢が実現した。キャリアを通じて直感に従って決断してきたが、今が適切なタイミングだ」と説明。現役最後の試合となった14日のホーム・ヘラクレス戦でハットトリックをマークし、3―1の勝利と優勝決定に大きく貢献。自ら最高の花道を飾った。今後はクラブに残り、強化部のスタッフとして働く予定という。

 ハードワークをいとわない献身的なプレーと、複数のポジションをこなせるポリバレント性が魅力だったカイトは、98年に18歳でユトレヒトでプロデビュー。03〜06年にフェイエノールトでプレーし、04〜05年に得点王を獲得した。06〜12年に所属したリバプールでは、06〜07年に欧州チャンピオンズリーグ準優勝。12〜15年のフェネルバルチェ(トルコ)を経て、2年前に古巣フェイエノールトに復帰し「素晴らしい2年を過ごせた。今季のタイトル獲得は最高のハイライトだ」と振り返った。

 オランダ代表で歴代6位の104試合に出場して24得点と活躍した。10年W杯南アフリカ大会は決勝でスペイン代表に惜敗し、準優勝。14年W杯ブラジル大会に出場し、同年10月に代表から引退していた。

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2017年5月18日のニュース