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マインツ武藤、日本人ブンデス200号!!残留ほぼ確実の千金弾

[ 2017年5月14日 05:30 ]

ブンデスリーガ・第33節   マインツ4―2フランクフルト ( 2017年5月13日 )

 マインツのFW武藤が、残留をほぼ確実とする値千金弾を決めた。6試合ぶりに先発から外れ、1点を追う後半開始から出場。2―2で迎えた31分、右クロスを頭で合わせてゴールネットを揺らした。「途中から出て自分で決めてやろうと思っていた。クロスが速かったけれど、しっかり当てることを意識した」。ユニホームを脱いでジャンプしながらガッツポーズ。地元ファンの大歓声を浴びながら喜びを爆発させた。2試合ぶり今季5点目が、ブンデスリーガでの日本人通算200ゴールという節目の得点となった。

 武藤の決勝弾でチームは4試合ぶりの勝利を挙げて、勝ち点を37に伸ばして前節15位から13位に浮上。16位以上が確定し自動降格はなくなった。さらに最終節で同じ勝ち点37の15位ボルフスブルクと勝ち点35の16位ハンブルガーSVが直接対決でつぶし合うため、得失点でボルフスブルクを大きく上回るマインツの残留はほぼ確定。「ケガもあって苦しいシーズンだったが、最後に実った」と2度の右膝負傷を乗り越えたストライカーが、最後に大きな仕事を成し遂げた。(マインツ・山口裕平通信員)

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2017年5月14日のニュース