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新潟 呂比須ワグナー氏の監督就任を発表 三浦監督は辞任

[ 2017年5月11日 17:40 ]

元日本代表FWの呂比須ワグナー氏
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 J1で17位に低迷する新潟は11日、三浦文丈監督(46)が辞任し、後任監督に元日本代表FWの呂比須ワグナー氏(48)が就任すると発表した。また、かつて市原(現J2千葉)やFC東京などでプレーしたサンドロ氏(43)のコーチ就任も併せて発表している。

 昨季J3長野で監督を務めていた三浦監督は今季から新潟の監督に就任したが、1勝2分け7敗と開幕10試合で1勝しか挙げられず7日にクラブが休養を発表していた。

 呂比須氏はG大阪の監督就任オファーを受けた2012年はS級ライセンスを保持しておらず、ブラジルでの指導実績も同ライセンスに相当しないとして日本協会から承認を得られなかったため、コーチとして契約。同3月に成績不振によりセホーン監督とともに解任されたが、日本で同ライセンス取得に必要とされるブラジル全国選手権1部での指揮経験も積んだ今回はS級相当と判断された。

 辞任が決まった三浦監督はクラブを通じ、「サポーターの皆様、スポンサー・株主・関係者の皆様から大きなサポートをいただきながら、ここまでの結果に終わっていることを真摯に受け止め、監督を辞することを決断しました。私を信じ、全力で応えてくれていた選手・スタッフには心から感謝をしていますし、導くことができず、申し訳なく思います」と謝罪コメント。

 新監督就任が決まった呂比須氏は「チャンスを与えていただき、とても光栄です。選手の皆さんとスタッフの皆さん、フロントの皆さん、そしてアルビレックス新潟のサポーターの皆さんと一緒に、一戦一戦、大事に戦って、自分のベストを尽くして、試合に勝てるようにがんばっていきます」と意気込んだ。

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2017年5月11日のニュース