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岩崎 U20W杯前に“置き土産”闘莉王弾お膳立て勝利演出

[ 2017年5月8日 05:30 ]

 明治安田生命J2第12節は7日、11試合が行われ、京都はU―20日本代表FW岩崎悠人(18)が得たFKから元日本代表DF田中マルクス闘莉王(36)が決勝ゴール。讃岐を1―0で下した。横浜FCはアウェーで東京Vと引き分け、首位をキープした。

 U―20W杯出場のため讃岐戦を最後にチームを離脱する岩崎が、しっかり“置き土産”だ。前半36分、左サイドのドリブルからファウルをもらい、そのFKから闘莉王が決勝点。「クロスの精度がまだ低い」と反省も口にしたが、仕掛ける意識がゴールに結びつき「起点を作るのは仕事だしファウルをもらえたのも良かった」と納得顔だ。

 試合後にサポーターから『世界の扉をこじ開けろ悠人♯13』という横断幕を掲げられ大きな日の丸の旗ももらった。盛大な送り出しに「メチャクチャ嬉しかった。僕のチャント(応援歌)を歌ってくれた時は感動しました。絶対に勝って帰りたい」と岩崎は決意新た。昨年のU―19アジア選手権で3得点を挙げてアジア制覇に貢献した若武者は京都のプライドを背負い、世界との戦いに挑む。

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2017年5月8日のニュース