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G大阪・堂安、いざ10代4戦連発「気負わずに力出し切りたい」

[ 2017年5月5日 05:30 ]

明治安田生命J1リーグ・第10節   G大阪―清水 ( 2017年5月5日    吹田S )

清水戦で公式戦4試合連発を狙うG大阪のMF堂安
Photo By スポニチ

 日本を代表するストライカーに肩を並べる。G大阪は5日、ホームで清水と対戦。4日、吹田市内の練習場で最終調整したU―20代表MF堂安律(18)は公式戦4試合連発を狙う。「いつもと変わらずにプレーしたいし、変わっちゃいけない。今の流れのまま、気負わずに力を出し切りたい」。勝てば今季リーグ初の3連勝で首位浮上。ノリノリの18歳は“平常心”をテーマに大事な1戦に臨む。

 4月21日のリーグ大宮戦でJ1初得点。以降、ACLアデレード(オーストラリア)戦、横浜戦と公式戦3試合連続得点を記録している。クラブでの公式戦において、10代で4試合連発を成し遂げたのは94年の元日本代表FW城彰二(市原、当時18歳)と96年の同FW柳沢敦(鹿島、当時19歳)の2人だけ。堂安にとってはW杯戦士に並ぶまたとないチャンスだ。

 清水には借りもある。昨年11月に天皇杯4回戦で対戦。チームは1―0で勝利して対清水戦公式戦6連勝を果たしたが、先発に抜擢された堂安は「全然ダメやった」と納得のパフォーマンスができなかった。「どれだけ成長しているかを見せたい」と話し、長谷川監督も「思う存分、暴れて欲しい」と期待を寄せた。

 2日にU―20W杯メンバーに選出。清水戦は代表合宿前最後のリーグ戦になる。最長で1カ月もチームを離れる可能性がある中、自らの足で首位浮上を置き土産にする。

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2017年5月5日のニュース