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川崎F初勝利で決勝T進出に望み G大阪は痛恨ドロー ロスタイム痛恨失点

[ 2017年4月25日 21:08 ]

<G大阪・アデレード>前半6分、先制ゴールを挙げ祝福される長沢
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 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグは25日、各地で1次リーグ第5節が行われ、G組の川崎Fはアウェーで水原(韓国)と、H組最下位のG大阪はホームでアデレード(オーストラリア)と対戦。ここまで4連続引き分けと苦しんでいた川崎Fが1―0で前節首位の水原を下して今大会初勝利を挙げ、決勝トーナメント進出へ大きな勝ち点3をもぎ取った。G大阪は後半ロスタイムに痛恨の失点を喫し、3―3でアデレードと引き分けに終わって最下位脱出を逃した。

 川崎Fは後半3分、中村の右FKにファーサイドの奈良が頭を合わせて先制。相手DF3人に競り勝った奈良のACL初ゴールで首位チームから待望の1点をもぎ取った。同19分にはスルーパスに絶妙なタイミングで抜け出した小林がGKとの1対1でシュート外す場面もあったが、ロスタイム突入後の後半49分にGKチョン・ソンリョンにスーパーセーブも飛び出して勝利をものにした。

 G大阪は前半6分、遠藤の左CKを長沢が頭で決めて先制。同12分には堂安の左足シュートで2点目が入り、前半終了間際の43分に1点を返されたが、1―2で折り返した。だが、後半9分にも決められて追いつかれると、後半13分にはオ・ジェソクがペナルティーエリア内で倒されて得たPKを名手の遠藤がゴール右上に大きく外して勝ち越し失敗。同32分にオウンゴールで勝ち越したが、ロスタイム突入後の後半46分にセットプレーから同点ゴールを決められた。

 5月9日に行われる1次リーグ最終節では、川崎FはイースタンSC(香港)とホームで、G大阪は済州(韓国)とアウェーでそれぞれ対戦する。

 また、E組の鹿島は26日にアウェーで蔚山(韓国)と、F組の浦和は26日にホームでウェスタン・シドニー(オーストラリア)とそれぞれ対戦。結果しだいで鹿島、浦和の両チームは1試合を残して決勝トーナメント進出が決まる可能性がある。

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2017年4月25日のニュース