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G大阪負ければACL敗退…MF堂安救う「試合決めるゴールを」

[ 2017年4月25日 05:30 ]

ACL1次リーグH組   G大阪―アデレード・ユナイテッド ( 2017年4月25日    吹田S )

練習でボールを奪いに行く堂安(左から2人目)
Photo By スポニチ

 G大阪のU―20代表MF堂安律(18)が勝利に導く一発を決める。25日のACLアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)戦を翌日に控えた24日、吹田スタジアムで公式練習。負ければ2年連続の1次リーグ敗退が決定する一戦で、堂安は「試合を決めるゴールを取りたいですね」と気合を入れた。

 21日のリーグ大宮戦でJ1初得点を含む2得点。DF岩下(J2福岡)やMF阿部(川崎)ら昨年まで同僚だった先輩たちからも祝福メールが届いた。ただ得点はチームの4点目と6点目。大勢が決した中での得点だっただけに、アデレード戦では“決勝点”に強いこだわりを持った。大宮戦を休んだMF遠藤のスタメン復帰が濃厚で、前回とは違った良質のパスが配球されることもプラス材料。「1点目を取った後は見える景色が変わる感覚があった。良い意味で余裕が生まれた。こないだの試合をキッカケにしたい」と堂安は公式戦連発に自信を見せた。

 5月には、U―20W杯(韓国)が開催される。FC東京でトップデビュー間近のFW久保建英に注目される中、U―20代表のエースは“誰なのか”を証明する。

 ▽G大阪の突破条件メモ H組は4試合を終え江蘇蘇寧(中国)が4連勝で1位突破が確定。アデレード・ユナイテッドは勝ち点4の2位、済州(韓国)は同4で3位、G大阪は同3で最下位。25日にG大阪がアデレードに敗れると、2年連続の1次リーグ敗退が決まる。勝てば1次リーグ突破を懸けて、最終節(5月9日)で済州と直接対決。引き分けなら、済州が勝利しても勝ち点差3で1次リーグ敗退はなし。ただ最終節・済州戦では4得点以上の勝利が必要となる。

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2017年4月25日のニュース