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神戸がっちり首位キープ 19歳中坂2戦連発!キャンプ“端っこ組”一転

[ 2017年4月9日 05:30 ]

明治安田生命J1リーグ第6節最終日   神戸2―0大宮 ( 2017年4月8日    NACK5 )

前半、先制ゴールを決め祝福される神戸・中坂(中央)
Photo By 共同

 この強さは本物だ。神戸はアウェーで大宮を2―0で粉砕し、がっちり首位をキープ。チームに勢いをもたらしたのは20年東京五輪世代の19歳MF中坂だ。

 「マイナスにボールが来ると思った。あまりニアに入らずにタメていました」。前半37分、FW渡辺の左サイドからのボールに中坂が左足で合わせた。前節・浦和戦で今季初黒星。悲願のリーグ優勝へ連敗は許されない中、今季初先発に抜てきされた若手が2戦連発で結果を残した。

 今季は大補強のあおりを受け、キャンプから紅白戦にすら出場できず「端っこで練習して終わり」(中坂)という日々が続いた。だが、腐らず練習を続け、チャンスをつかんだ。年代別代表での選出はない。ただ「同じ年齢の(藤谷)壮がU―20代表に入っている。少しは意識するようになった」と色気を隠さない。19歳がさらなる成長を果たせば、それだけリーグタイトルにも近づく。

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2017年4月9日のニュース