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なでしこ3発快勝 復興支援試合で熊本出身・上野デビュー&アシスト

[ 2017年4月9日 20:57 ]

<日本・コスタリカ>後半、ゴールを決めた田中はガッツポーズ
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 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は9日、えがお健康スタジアム(熊本県民総合運動公園陸上競技場)で行われた国際親善試合でコスタリカと対戦。平均年齢23・8歳と若手中心の先発メンバーで臨んだFIFAランキング6位の日本は同30位の格下に3―0で快勝し、昨年4月に就任した高倉麻子監督(48)の国内初陣を飾った。

 熊本地震復興支援マッチとして行われた1戦で、日本が先制したのは前半23分だった。ペナルティーエリア手前でDF高木ひかり(23=ノジマステラ神奈川相模原)のパスを受けたFW横山久美(23=長野)が細かいタッチで相手DFをかわし、左足で豪快にゴール右隅へ突き刺した。

 横山にとっては区切りの代表通算10点目となるゴール。新エースが3月に行われたアルガルベ杯(ポルトガル)で4得点して得点王に輝いた実力をいきなり披露して前半を1―0で折り返すと、後半29分には5分前に途中出場で代表デビューを果たしたばかりで熊本県出身のFW上野真実(20=愛媛)が上げた左クロスをFW田中美南(22=日テレ)が左足で決めて追加点。後半37分にはMF長谷川唯(20=日テレ)のパスをこの日誕生日を迎えたFW籾木結花(21=日テレ)が左足で決めて3点をリードし、そのまま逃げ切った。

 また、DF市瀬菜々(19=マイナビ仙台)が先発で代表デビュー。後半開始から途中出場したMF隅田凜(21=日テレ)と後半24分に途中出場して5分後に田中のゴールをアシストした上野、同38分に途中出場したFW大矢歩(22=愛媛)と計4人がこの試合で代表デビューを飾っている。

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