×

川崎F―甲府戦でJ初のドローン中継、憲剛も期待「新しい観戦」

[ 2017年4月7日 05:30 ]

明治安田生命J1第6節   川崎F―甲府 ( 2017年4月8日    等々力 )

等々力陸上競技場に詰めかける大勢のサポーターもドローンによって空から撮影されることになる
Photo By スポニチ

 Jリーグで公式戦初のドローン中継が実現する。8日に等々力で行われる川崎F―甲府戦での導入が正式決定。川崎FのMF中村は「ドローンで撮影した映像は、今までの素材とは違った角度や視点での映像になる」と期待感を口にした。

 川崎Fは昨季のホーム開幕戦でビッグフラッグを掲揚する様子を独自にドローンで撮影した実績がある。一方、Jリーグも1月のニューイヤーズ杯でドローンを飛行させて撮影したことはあるものの、公式戦では今回が初の試みとなる。ドローンは気象条件に左右されやすい特性があるものの、当日は試合前のピッチ上空から選手の入場シーン、試合後の選手の歓喜の様子などの撮影はもちろん、試合中のスタンド上空から俯瞰(ふかん)したシーンを撮影する予定だ。

 Jリーグ関係者は「魅力的なコンテンツ(映像)をファン・サポーターに提供することが最大の目的」と説明。迫力のある映像の提供はもちろん、上空からでしか分からないチーム全体の並びや連係など、コアなファンにとってもたまらない映像が提供される。サッカーをする子供たちへの教材としての期待も高く、広い視野を誇り、ピッチの中を俯瞰的に捉えていると評価される中村も「自分のプレーを俯瞰的に見られるのは楽しみでもあるし、新しいJリーグの観戦の仕方、楽しみにもつながるのかな」と話した。

続きを表示

2017年4月7日のニュース