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岡崎“利き足”頭で釜本&カズに続いたAマッチ通算50発

[ 2017年3月29日 05:30 ]

サッカーW杯アジア最終予選B組   日本4―0タイ ( 2017年3月28日    埼玉 )

<日本・タイ>前半、岡崎がヘディングでゴール
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 節目のゴールも“利き足”と公言する頭で決めた。1―0で迎えた前半19分、ライナー性の久保の右クロスに反応した岡崎はマークしていたDFよりも一瞬早く体勢を整え、ニアサイドを打ち抜いた。得意のダイビングヘッドで、釜本邦茂、三浦知良に続く日本代表史上3人目の代表通算50得点に到達。「当たる瞬間までイメージできた。素直にうれしい。全然点が入ってなかったので、自分としてもチームとしても良いゴールだった」と喜びをかみしめた。

 長い沈黙だった。最後の代表戦ゴールは昨年6月3日のキリン杯ブルガリア戦。出場6試合、約9カ月も節目の得点への足踏みが続いていた。UAE戦で負傷した大迫が離脱。出場4試合ぶりとなる先発に、元イタリア代表FWインザーギのゴール映像集を頭に叩き込んで臨んでいた。負けられないホームでの一戦で仕事を果たし「FWとしての感覚をよみがえらせる意味で良かった」とうなずいた。

 レスターで先発の座を取り戻し、調子を一気に上げてきた。代表通算108試合出場のベテランは「これからも日本代表のためにゴールを取り続けたい」と決意を新たにしていた。

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2017年3月29日のニュース