香川　チームとしての課題口に「裏という狙いだけではダメ」

サッカーＷ杯アジア最終予選Ｂ組   日本４－０タイ （ 2017年3月28日    埼玉 ）

＜日本・タイ＞後半、香川が途中交代しハリル監督と握手する　
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　決勝点を奪い勝利に貢献した香川は、試合後にチームとしての課題を口にした。前半８分、右サイドの久保から送られたクロスに反応。キックフェイントでＤＦひとりをかわしてから、右足で狙い澄ました一撃を放つと、日本にとってのファーストシュートでネットを揺らした。昨年６月３日の親善試合ブルガリア戦以来、約９カ月ぶりとなる背番号１０のゴールが、タイを沈める決勝弾となった。

　ただ、試合後の取材エリアで明るい表情を見せたのは一瞬だった。チームとして攻撃に課題を感じており「もうちょっとポゼッションをするところの意識だったり、（最終ラインの）裏だけじゃなくて、３、４人目が絡むところとか、そこは少し欠けているというか…。それを今日は痛感した」と厳しい表情。「裏という狙いだけではダメ。チームとして課題は残った」と続けた。