川島救った！１対１ピンチ神セーブ　今季リーグ戦「０」で抜てき

Ｗ杯アジア最終予選Ｂ組   日本２―０ＵＡＥ （ 2017年3月23日    アルアイン ）

＜日本・ＵＡＥ＞前半、相手のシュートを防いだ川島（左奥）
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　２９３日ぶりに代名詞の「どや顔」が戻ってきた。１６年６月３日のブルガリア戦以来の国際Ａマッチ出場となったＧＫ川島がビッグセーブを見せた。１―０の前半２０分、相手ＦＷマブフートとの１対１のピンチ。両手両足をいっぱいに広げながら距離を詰め、左足付け根付近でシュートをブロック。１５年１月２３日のアジア杯準々決勝では同様の形の１対１でマブフートに先制弾を許し、ＰＫ戦の末に敗戦。その経験を生かし「イメージはできていた」と胸を張った。

　昨夏に加入したメスでの公式戦出場はカップ戦の１試合のみ。若手に交じり、リザーブリーグに出場する日々が続いた。「今回は（代表に）呼ばれないかな」という思いがあった中、先発に抜てきされ「監督にとっても勇気のいる決断だったと思う。期待に応えようと思った」と奮起。２大会連続Ｗ杯出場中の経験豊富な守護神が、長谷部の離脱したチームで大きな存在感を示した。