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日本がB組2位死守 久保1G1A 因縁のUAEに2発快勝

[ 2017年3月24日 02:25 ]

W杯アジア最終予選B組   日本2―0UAE ( 2017年3月23日    アルアイン )

<日本・UAE>後半6分、今野がゴールを決め、喜ぶ日本イレブン
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 18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会出場を懸けたサッカーのアジア最終予選が23日に行われ、6大会連続6度目の本大会出場を目指すB組2位の日本(FIFAランク51位)は同4位のUAE(同68位)とアウェーで対戦。FW久保の代表初ゴールなど1ゴール1アシストの活躍で2―0で勝利し、通算4勝1分け1敗の勝ち点13とした。同組首位のサウジアラビア(同57位)が同最下位のタイ(同127位)に3―0で勝ったため、首位浮上はならなかったものの、W杯出場圏の同組2位を守った。次戦は28日にホームでタイと対戦する。

 昨年9月1日のホームでの対戦では浅野の“幻のゴール”などもあって1―2で敗れた因縁の相手と敵地での一戦。主将のMF長谷部を欠く日本はACミランで出場機会を失っている本田を2戦連続で外し、23歳の久保を起用。基本布陣の4―2―3―1ではなく、4―3―3を採用し、GKには昨年6月3日の親善試合ブルガリア戦以来の出場となる川島をサプライズ起用した。

 前半13分、日本は右サイドのDF酒井宏がDF裏にスルーパス。これに反応した久保が角度のない位置から右足でネットを揺らして先制点。同20分にはペナルティエリア内でFWマブフートと1対1になるピンチがあったものの、GK川島が好セーブを見せ、前半を1―0で折り返した。

 後半6分には右サイドの久保が逆サイドの今野へ。これを胸トラップした今野は右足で押し込んで追加点。2年ぶりに代表復帰したベテランのゴールで日本がリードを広げた。同26分にはMF香川に代えて倉田、同33分には久保に代えて本田を投入。同36分には大迫が負傷するアクシデントもあったが、きっちり逃げ切った。

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