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C大阪“開花”J1復帰後「初白星」V弾起点!!清武が咲かせた

[ 2017年3月19日 05:30 ]

明治安田生命J1第4節   C大阪1―0鳥栖 ( 2017年3月18日    金鳥スタ )

<C大阪・鳥栖>後半25分、CKからのボールをC大阪・山村(中央)がゴール
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 やっとサクラが咲いた!リーグ戦8試合があり、C大阪がホームで鳥栖を1―0と下し、リーグ戦4試合目で初勝利を挙げた。MF清武弘嗣(27)が決勝点の起点に。神戸はホームで磐田を1―0と撃破して、開幕4連勝。MF大森晃太郎(24)が決勝点を挙げた。

 ようやく歓喜の瞬間を迎えた。開幕から4試合目。鳥栖とのきっ抗した展開の中で決勝点を演出したのは清武だった。0―0の後半25分、MFソウザの蹴ったCKのこぼれ球を右寄りのエリアで拾うと、ゴール前の状況を確認してから右足でクロス。ファーサイドにいたMF木本の頭に合わせ、その折り返しから山村のゴールが生まれた。C大阪にとって14年10月22日の徳島戦以来、実に878日ぶりとなるJ1での白星に貢献した。

 試合後、清武は新聞社などの取材エリアを通らずスタジアムを後にした。それに関してクラブ広報は「理由は分かりません」と首をひねる。得点に絡んだとはいえ、同36分の狙いすました右クロスが簡単にゴールラインを割るなど、らしくないミスもあった。後半40分に途中交代する際にはサポーターから歓声を浴び、会見で清武について問われた尹晶煥(ユンジョンファン)監督も「いつもは良い話ばかりをしていますが、今日は悪い話をしようと思います」と切り出した。

 「まだ体がつくられていないし、100%に上がってきていない。代表で良い影響を及ぼしてくれればいいが、もう少しコンディションを上げることができれば…と思っています。ただ、彼が戻ってチームの雰囲気が変わったことは間違いありません」

 開幕前に右でん部と右太腿裏に違和感が生じたことから、これが復帰2戦目。鳥栖戦の2日前には練習中に右すねを打撲するアクシデントもあった。まだ本調子とはいかない中で、日本代表として迎えるW杯アジア最終予選UAE戦。気持ちを切り替え、同僚の山口らとともに敵地での大一番に臨む。

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