×

岐阜―松本で”珍事” ユニ間違えパスミス 試合途中で岐阜が上半身だけ変更

[ 2017年3月12日 16:30 ]

<岐阜・松本>後半、岐阜(右)は上半身のみアウェー用ユニホームを着用
Photo By スポニチ

明治安田生命J2リーグは12日、各地で第3節の最終日が行われ、長良川競技場で行われた岐阜―松本戦で試合中にホームチームの岐阜が上半身だけユニホームを変更する”珍事”があった。

 岐阜、松本ともにチームカラーは緑。この試合は岐阜のホームゲームのため、岐阜は上下とも緑色の第1ユニホーム、アウェーの松本は上下とも灰色の第2ユニホームを着用して試合に臨んだ。だが、深緑色の岐阜のユニホームと、濃い灰色の松本のユニホームは日差しの強さとピッチの芝の緑色とも相まって微妙な見にくさを演出。前半12分には、岐阜の新人MF永島が味方選手と相手選手を見間違えてパスミスをするに至った。これを受け、今季から岐阜の指揮を執る大木武監督(55)が審判に抗議し、試合は一時中断した。その時点ではユニホーム変更はされず、試合は再開。直後に松本DF飯田のゴールが決まり、松本が1点を先制した。

 ハーフタイムには、松本に用意がなかったため、急きょホームの岐阜がユニホームの上半身だけ緑から白に変更し、後半に臨んだ。両チームは昨季もJ2で対戦しているが、昨季は松本の第2ユニホームが白だったため見にくいという問題は起きず。第2ユニホームを灰色に変更した今季、松本は第3ユニホームは用意していなかった。

 なお、試合は1―0で松本が勝ち、開幕3戦目にして今季初勝利をマークしている。

続きを表示

この記事のフォト

2017年3月12日のニュース