稲本　前半戦絶望…右ヒザ再び痛め全治５か月

前半戦の復帰が絶望的となった札幌ＭＦ稲本
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　札幌は１１日、右膝前十字靱帯（じんたい）断裂から完全復活を目指していたＭＦ稲本潤一（３７）が再び右膝を痛め、右膝外側半月板損傷と右膝軟骨損傷のために７日に札幌市内の病院で手術を受けたと発表した。手術は無事に成功し、全治は５カ月となる見込み。前半戦の復帰は絶望で、今後は８月中の復帰を目指して札幌でリハビリを行う予定だ。

　昨季右膝を故障した稲本は、８カ月に及ぶリハビリを経て熊本２次キャンプ中の２月１０日に全体練習に完全合流。同１６日には実戦復帰を果たしていた。最初は１５分間、その後に３０分間と短時間ながらも２試合に出場。順調に回復しているかに見えたが、佐川トレーナーは「（練習を）やってる中で膝の調子が悪いなと言うことで。念のため検査を受けたら（故障が判明した）」と説明。Ｊ１復帰で開幕から苦戦を強いられているチームにとっては、前半戦に大黒柱を失う痛手となった。