Ｇ大阪　試合後に鹿島ＦＷ赤崎のレンタル加入電撃発表「人生初の都会　少し緊張」

　Ｊ１のＧ大阪は１１日、Ｊ１鹿島からＦＷ赤崎秀平（２５）が期限付き移籍で加入することが決定したと発表した。期限付き移籍期間は２０１７年３月１２日から２０１８年１月３１日まで。契約により、赤崎はその間に鹿島と対戦するすべての公式戦に出場できない。

　鹿児島県出身の赤崎は身長１メートル７４、体重７０キロ。佐賀東高から筑波大に進み、同大４年時の２０１３年に特別指定選手としてＪデビュー。翌１４年に正式に鹿島入りした。Ｊ１リーグ戦通算で６２試合に出場し、１４得点をマーク。昨季はＪリーグチャンピオンシップ２試合に出場、準優勝したクラブワールドカップ（Ｗ杯）でも４試合に出場し、１得点をマークしている。

　赤崎はＧ大阪を通じ、「１日でも早く青黒のユニホームを纏（まと）って戦えるように日々の練習から精進します。人生で初めての都会に住むことになるので少し緊張していますが、ガンバ大阪に関わる全ての皆様と勝利の味を共有できるよう、精一杯頑張ります」とコメント。

　鹿島を通じては、「鹿島アントラーズには、筑波大学に在籍している時から試合に出場させてもらいました。当時から応援をしてくれたファン・サポーターの皆様、特にどんな時も１８番のユニホームを着てともに戦ってくれた皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。その方たちから離れるのは大きな決断でしたが、成長した姿を見せることが僕にできる恩返しだと思っています。アントラーズを離れても、赤崎秀平を応援していただけるよう、サッカーと真摯（し）に向き合い頑張ります」と談話を発表している。