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浦和「KLM」そろい踏み弾!ラファも続いた4発快勝

[ 2017年3月11日 05:30 ]

明治安田生命J1第3節   浦和4―1甲府 ( 2017年3月10日    埼玉ス )

<浦和・甲府>後半、ゴールを決める浦和・興梠(中央)
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 浦和がMF関根貴大(21)の3点に絡む活躍で今季初の「KLM」そろい踏み弾を演出した。「今季は中に入っていくことを意識している。去年よりできてますね」と関根。右サイドを縦横無尽に切り裂くと後半12分には低いクロスをきっかけに興梠の先制弾につなげ、同15分に武藤のヘッド弾をアシスト、最後は「今日は“関根の日”。関根に乗りました」という李が関根のシュートのこぼれ球を押し込んだ。

 武藤にとってピンポイントで頭に合わせた一撃は特別だった。6年前、東日本大震災に見舞われた3月11日は仙台に所属。クラブハウスで1人、風呂に入っていて大きな揺れに襲われたという。「黙とうしていると毎度思う。ゴールで少しでも希望、笑顔を届けたいと」と話した。ラファエル・シルバも続き、この日も4発と爆発した浦和は、今季公式戦6戦で20発。ますます加速してきた。

 ≪開幕から3戦連発≫浦和のFWラファエル・シルバが開幕戦から3試合連続ゴールで今季早くも4得点目。浦和では98年大柴、04年エメルソン、07年永井の開幕から2試合連続が最多で3試合連続はラファエル・シルバが初めて。ちなみにJ1のシーズン開幕からの連続試合得点は98年に森島寛晃(C大阪)が記録した7試合連続。

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