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清武「順調」2部練習完全合流 11日札幌戦「100%でいける」

[ 2017年3月8日 05:30 ]

ゲーム形式に練習で浮き球のパスを出す清武
Photo By スポニチ

 右でん部から右大腿部裏に張りがあったC大阪の日本代表MF清武弘嗣(27)が7日、大阪市此花区で実施された2部練習に完全合流した。計3時間のトレーニングを全て消化。11日の札幌戦(札幌ド)で戦列復帰することが濃厚となり、尹晶煥監督もGOサインを出した。日本代表デビューを飾った思い出の地で、チームに今季初勝利をもたらす。

 計3時間、精力的に動き続けた。右でん部から右大腿部裏に張りがあった清武が、全体練習に完全合流した。午前はフィジカル強化、午後は7対7などボールを使ったトレーニングを消化。全てをやり終え、次節札幌戦を見据えた。

 「順調っす。(練習は)体力的にはきついけど、やっていかないと。この2週間、治療にあてられて良かったし、今節からは100%でいける」

 2月17日に離脱してから、悪化しないよう慎重に調整を重ねてきた。開幕戦と第2節を欠場したとはいえ、状態は徐々に回復。練習で動きを見守った尹晶煥監督も「(今後)大きな問題が生じなければ札幌戦は可能だと思う」と話し、12年6月30日の浦和戦以来となるJ復帰初戦は、思い出の地で迎えることが濃厚となった。

 「札幌は、僕が代表戦でデビューした地。J1に帰ってきて、その初戦が札幌っていうのも良いかなと思う」

 11年8月10日。ザッケローニ体制の日本代表に名を連ね、札幌ドームで開催された親善試合韓国戦のピッチに途中出場すると、いきなり2アシストを記録した。

 そのとき以来となる札幌ドーム。C大阪は開幕から2戦連続未勝利だけに、攻撃に変化を生み出し、初白星をもたらすことが期待される。「(周りの)期待は今まで以上にあるし、その中で違いを生み出せる選手にならないと。それは僕次第」。持てる力を最大限に発揮するため、週末に向けて調整を続ける。

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2017年3月8日のニュース