なでしこ２連勝でＢ組２位　“女メッシ”横山２発！大会３得点目

　国際親善大会アルガルベ杯（ポルトガル）の１次リーグ最終戦が６日に行われ、なでしこジャパン（世界ランク７位）はノルウェー（同１１位）に２―０で勝利した。０―０の後半１４分。ＦＷ横山（長野）が、２トップを組んだＦＷ籾木のパスにペナルティーエリア右で反応。浮き球のボールを胸トラップし、ワンバウンドしたボールを右足を振り抜き先制ゴールを奪った。

　初戦のスペイン戦は途中出場。後半３６分にＭＦ長谷川の縦パスで抜け出して冷静にＧＫの股下を抜いた。続くアイスランド戦は先発を飾ったがノーゴール。「１試合に１点は取りたい」という強い思いを秘めていたため得点後も表情は変えなかった。だが、後半４４分に２点目を決めた際にはうれしそうな表情を浮かべた。

　横山は“女メッシ”の異名を持つ。昨季のなでしこリーグでは得点ランク２位。今大会でもチーム最多の３得点を挙げる活躍で、過去４度大会を制したノルウェーを下し、チームを２連勝へ導いた。日本はＢ組２位で１次リーグを終え、大会最終日の８日は順位決定戦を戦う。