×

麻也 初タイトルあと一歩…イブラにも競り負けず マンUに惜敗準V

[ 2017年2月28日 05:30 ]

イングランドリーグ杯決勝   サウサンプトン2―3マンチェスターU ( 2017年2月26日    ロンドン )

<マンチェスターU・サウサンプトン>後半42分、イブラヒモビッチが勝ち越しゴール、吉田(右)はぼう然とボールの行方を見送る
Photo By AP

 イングランドリーグ杯の決勝が26日、ロンドンのウェンブリー競技場で行われ、日本代表DF吉田麻也(28)のサウサンプトンは、マンチェスター・ユナイテッドに2―3で敗れた。吉田はプロ初タイトルにあと一歩届かなかったが、今大会フルタイム出場で準優勝に大きく貢献した。

 吉田は左CBでフル出場して安定感を見せた。前半44分にロングボールに対応。相手FWイブラヒモビッチに競り負けず、ヘディングでクリアした。後半21分にはイブラヒモビッチからボールを奪い、前線にパス。3失点をしたものの大きなミスはなく「全体的に良いプレーもできていたし、あと少しでチャンピオンに手が届くところまできた」と悔しさをのぞかせながら、充実感も口にした。

 デーリー・ミラー紙はチーム3位タイの7と採点し「素晴らしいタックルに要約されるように良いプレーを見せた」と高評価。リーグ杯全試合に出場した吉田は大会ベストイレブンに選出された。試合会場のウェンブリー・スタジアムはイングランド代表の試合やFA杯決勝などでしか使用されない特別な場所。「こういう舞台に来るのは良いこと。来年以降に優勝できるようにしたい」と前を向いた。

続きを表示

この記事のフォト

2017年2月28日のニュース