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J1波乱の開幕 昨季V鹿島&2位浦和ともに黒星発進

[ 2017年2月25日 18:43 ]

<鹿島・FC東京>後半、シュートを外し悔しがるFC東京・大久保嘉
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 明治安田生命J1リーグは25日、各地で開幕して8試合が行われ、昨季の年間王者でクラブW杯2位の鹿島が0―1でFC東京に敗戦。昨季2位の浦和も2―3で横浜に敗れ、黒星発進と波乱のスタートとなった。浦和を破った横浜は、鹿島に次いで史上2チーム目のJ1通算400勝目をマークしている。

 FC東京は後半37分にオウンゴールで先制。そのまま逃げ切った。横浜は途中出場していたMF前田が2―2で迎えた後半47分に劇的な決勝ゴール。浦和は0―1の劣勢から後半18分、20分と新加入のMFラファエル・シルバが連続ゴールを決め1度は逆転に成功したが、力尽きた。

 昨季3位の川崎Fは敵地で大宮を2―0で下し、白星スタート。FW小林が史上3人目の4年連続開幕戦ゴールを決めている。

 昨季8位の柏は鳥栖に先制を許してから3点を取り返して逆転勝ち。昨年まで4年連続開幕ゴールを決めていた鳥栖のFW豊田は不発に終わり、5年連続の開幕弾はならなかった。

 横浜からMF中村が加入し注目の磐田は、3年ぶりにJ1へ昇格したC大阪と0―0でドロー。38歳の中村はフル出場し、ミドルシュートやセットプレーのキッカーとして見せ場をつくったが、得点にはつながらず。J復帰で注目されたC大阪のMF清武は怪我のためメンバー外だった。

 5年ぶりのJ1復帰を果たした札幌は0―1で仙台に敗れ、黒星発進。2年ぶりのJ1となった清水も0―1で神戸に敗れ、広島と新潟は1―1で引き分けた。

 J1第1節の残り1試合、G大阪―甲府戦は26日に行われる。

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2017年2月25日のニュース