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川崎F 小林悠、4年連続開幕弾が決勝点「開幕戦は得意」

[ 2017年2月25日 18:16 ]

明治安田生命J1リーグが25日、各地で開幕。川崎Fの日本代表FW小林悠(29)がアウェーで行われた大宮との今季開幕戦で先制ゴールを決め、2014年から4年連続となる開幕弾をマークした。

 昨季まで4年連続開幕弾を続けていた鳥栖の元日本代表FW豊田陽平(31)は柏戦で不発に終わり、史上2人目の5年連続開幕弾はならず。小林は豊田の記録に並び歴代2位、日本人では最多タイに並んだ。トップは元大分のFWウェズレイが2003年から09年に決めた7年連続。

 小林は0―0で迎えた後半21分、元日本代表MF中村憲剛(36)の右CKに頭を合わせ、右隅へ豪快に決めて先制ゴール。ロスタイム突入後の同47分には右サイドからのクロスで中村の左足ゴールをアシストし、2―0での勝利へと導いた。22日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ初戦の水原(韓国)戦では昨季まで主将を務めた中村のクロスに今季主将に就任した小林が胸を合わせて先制しながら追いつかれて日本勢唯一のドロー発進となったが、今度は新旧主将コンビで仲良くともに1得点1アシストをマークして白星をもぎ取った。

 小林は「なかなか崩す場面が少なかったので、セットプレーはチャンスだと思っていた。本当に憲剛さんがいいボールをくれたので合わせるだけでした」と先制ゴールを振り返り、勝利にホッとした様子。「我慢の時間は長かったが、ゼロで後ろが踏ん張ってくれたので何とか勝って良かった」とし、「開幕戦は得意としているので今年も決められて良かったです」と笑顔を見せた。

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2017年2月25日のニュース