俊輔、磐田デビュー戦でフル出場もスコアレスドロー

　明治安田生命Ｊ１リーグは２５日、各地で開幕して８試合が行われ、横浜から磐田に移籍した元日本代表ＭＦ中村俊輔（３８）は敵地でのＣ大阪戦に先発し、フル出場。随所にらしさは見せたが得点にはつながらず、試合は０―０の引き分けに終わった。

　中村俊は前半３分には早くも左ＦＫのキッカーを務めるチャンスに恵まれたが、左足で直接狙ったボールは枠の外へ。２５分には右ＦＫでクロスを入れたが、相手にクリアされてしまう。前半終了間際の４５分にはペナルティーエリア左から中村俊がクロスを入れ、ＭＦアダイウトンが頭で落としたボールをＭＦ山本が押し込んでネットを揺らしたが、その前にＤＦ大井が相手ＤＦヨニッチを手で抑え込んだことでファウルを取られてノーゴールとなり、０―０のまま折り返した。

　後半７分にはゴール正面から中村俊がミドルシュートを放つ場面もあったが、決まらなかった。

　結局、チームは３年ぶりＪ１昇格を果たしたＣ大阪とスコアレスドローに終わった。