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ACL史上初の女性監督 ほろ苦初陣…イースタンSC大敗

[ 2017年2月22日 23:26 ]

香港イースタンSCを率いるチャン・ユェンティン監督(AP)
Photo By AP

 男子サッカー界で、女性指揮官が歴史を刻んだ。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で史上初の女性監督となったチャン・ユェンティン氏(28)率いるイースタンSC(香港)は22日、1次リーグ初戦で広州恒大(中国)と敵地で対戦。13、15年に続くアジア制覇を狙う強豪に0―7で大敗したものの、香港から初のACL本大会出場となったクラブにとっても記念すべき初陣となった。

 開幕前にアジア連盟公式サイトで「アジア最大クラブの広州恒大、さらに水原、川崎Fと一緒で厳しい組。3チームと我々のレベルが違うのは理解しているが、サッカーに不可能はない」と意気込みを語っていたチャン監督は、27歳だった15年12月に就任。前監督辞任にともないコーチから昇格すると、15戦でわずか1敗という快進撃でチームを21季ぶりの香港リーグ優勝に導き、ACL出場権を獲得した。「男子サッカーの1部リーグで優勝を果たした初の女性監督」として、昨年6月にギネス世界記録に認定されていた。

 イースタンSCは、川崎Fと3月1日(香港)、5月9日(等々力)に対戦する。

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2017年2月22日のニュース