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川崎F、無念ドロー 小林先制弾もO・G失点 史上初の日本勢初戦全勝ならず

[ 2017年2月22日 20:50 ]

川崎F―水原 前半、先制ゴールを決め中村(右)と喜ぶ川崎・小林
Photo By 共同

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグが22日行われ、G組の川崎Fはホームの等々力陸上競技場で水原(韓国)と対戦。先制したもののオウンゴールで追いつかれて1―1で引き分け、史上初となる日本勢4チームそろってのACL初戦白星発進はならなかった。

 川崎Fは前半11分、昨季まで主将を務めたMF中村の左クロスに、今季から主将を引き継いだFW小林が胸を合わせて先制。だが、同23分には相手クロスがDF谷口の足に当たってゴールネットに吸い込まれるオウンゴールで追いつかれ、1―1で前半を折り返した。

 ホームで何としても勝ち越したい川崎Fだったが、小林が決定的なシーンで決められず、相手FWジョナタンの至近距離からのシュートをGKチョン・ソンリョンが体に当てて防ぐビッグセーブを見せてしのぎドローに持ち込むのが精いっぱいだった。

 今年のACLでは21日に浦和と鹿島が勝利を収め、22日もG大阪が快勝。川崎Fが勝てば出場4チームとなった2009年以降史上初の全4チーム白星発進の快挙となるところだったが、実現できなかった。川崎Fは3月1日に行われる第2戦で、ACL史上初めて女性監督が指揮を執ることでも話題のイースタンSC(香港)とアウェーで対戦する。

 ▼FW小林悠 ホームだし、勝ち点3を取らなければいけない試合だった。でも、内容自体はそんなに悪くなかったと思うので前向きにとらえている。ACLは空くが、Jリーグはすぐ始まるので、しっかり回復していい準備をしたい。

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