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柴崎、島離れ検診 クラブ発表“バルセロナへ”23日にも練習合流

[ 2017年2月22日 05:30 ]

23日にも練習に復帰する柴崎
Photo By 共同

 スペイン2部テネリフェのMF柴崎岳(24)が、23日にも練習復帰する見通しとなった。クラブが20日、離脱中の柴崎が個人的な理由でバルセロナに向かったことを公式ツイッターで発表。21日の地元紙「ラ・オピニオン・デ・テネリフェ」(電子版)は22日までにテネリフェ島に戻ると報じており、順調なら23日にも練習合流が可能となる。

 今月7日から離脱していた柴崎は、18日に本拠スタジアムで開催されたアルメリア戦をスタンドから観戦。テネリフェに本拠を置くスペイン女子1部グラナディージャに所属するDF堂園彩乃(26)とも対面するなど元気な様子を見せ、同記事によると翌19日の朝にバルセロナへ出発したという。チームの練習再開日となる21日にも復帰する可能性が浮上していたが、最短の合流はテネリフェ到着後の23日になりそうだ。

 柴崎がチームを離脱した理由についてクラブは当初、胃の不調と発表していたが、13日にクラブ医療部門が「不安障害」の可能性を指摘。今回のバルセロナ行きはクラブ側が代理人を通じて許可したもので、「個人的な理由」については医師の診察を受けるために代理人が求めた措置と地元報道では伝えられている。

 激痩せ、ホテル引きこもり報道も出ていた柴崎について、テネリフェのボレゴ・ゼネラルディレクターは「岳は適応に苦しんでいる。文化、食事、言葉などの違いは大きい」などと説明している。地元紙では、クラブW杯決勝でRマドリードから2得点を挙げた新星のデビュー戦を3月末までと予想し、長期化する可能性を指摘していた。

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2017年2月22日のニュース