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浦和、自滅で雪辱失敗 逆襲ムード壊した…遠藤痛恨バックパス

[ 2017年2月19日 05:30 ]

富士ゼロックス・スーパー杯   浦和2―3鹿島 ( 2017年2月18日    日産ス )

<浦和・鹿島>ガックリの遠藤(左から2人目)西川(左)ら浦和イレブン
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 浦和が掲げた「5冠(J1、ACL、ルヴァン杯、天皇杯、富士ゼロックス・スーパー杯)」の夢は早くもついえた。2点差を追いついて迎えた後半38分、DF遠藤がGK西川へ出したバックパスは中途半端になった。相手FW鈴木にさらわれ、勝ち越しを許す。試合後の遠藤は「追いついてもらった展開で申し訳ない。自分が試合を壊してしまった」と猛省した。

 21日のACL初戦(対ウェスタンシドニー)、25日のJ1開幕戦(対横浜)を見据え、柏木(左足違和感)や槙野を温存したターンオーバー制も失敗。前線にボールが収まらず、逆に鹿島のカウンターにさらされた。昨季、年間勝ち点1位ながらチャンピオンシップで鹿島に敗退。その雪辱はおろか、複数の布陣を併用して強行日程を乗り切るプランにも亀裂が入った。

 GK西川は「僕がアクションを起こせば…」と痛恨の3失点目を悔いた。この教訓はACL、J1で晴らすしかない。「失敗から学び成功をもたらすことが大事」。試合後は気持ちを切り替え、次なる戦いの地、シドニーへと向かう。

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2017年2月19日のニュース