ベンゼマ弾！！レアル先勝　アンリ超え５１点歴代５位に浮上

欧州チャンピオンズリーグ決勝Ｔ１回戦第１戦   レアル・マドリード３―１ナポリ （ 2017年2月15日 ）

＜Ｒマドリード・ナポリ＞チーム３点目を決めたカゼミロ（中央）と喜ぶベンゼマ（右）
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　１５日に２試合が行われ、昨季王者レアル・マドリードはホームで３―１とナポリを逆転で下し先勝。元フランス代表ＦＷカリム・ベンゼマ（２９）が前半１８分に頭で同点ゴールを決め、大会通算５１点目で歴代５位に浮上した。４季ぶりの優勝を狙うバイエルン・ミュンヘンはホームで、スペイン代表ＭＦティアゴ・アルカンタラ（２５）の２得点などで５―１とアーセナルに大勝。両カードの第２戦は３月７日に行われる。

　昨季王者が順当に先勝した。前日に宿敵バルセロナがパリＳＧに０―４と大敗する波乱が起こったが、Ｒマドリードは先制されても動じず、シュート数２０対８と圧倒して逆転勝ち。ジダン監督は「集中力が高く、いい試合だった。順当な結果じゃないかな」と笑った。

　反撃の口火を切ったのがＦＷベンゼマ。１点を追う前半１８分、右クロスを頭で押し込んだ。ここ公式戦６試合は無得点だったが、同郷の指揮官は「最近批判されていたが、ここぞという時に決めてくれた」と絶賛。３トップ「ＢＢＣ」でベイル、Ｃ・ロナウドより地味ながら、この得点で欧州ＣＬ歴代５位の通算５１点目。アンリを抜いてフランス人最多となった。

　１１月に右足首を負傷したＦＷベイルも復帰間近で第２戦には間に合う見通し。７季連続８強入りへ、銀河系軍団に死角は見当たらない。