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ラモス氏退院“絶口調”脳梗塞「さんずの川の手前まで行った」

[ 2017年2月15日 05:30 ]

退院して笑顔を見せるラモス氏と俊子夫人
Photo By スポニチ

 昨年12月に脳梗塞と診断されて活動休止中の元日本代表のラモス瑠偉氏(60)が14日、都内のリハビリテーション病院を退院した。

 今後は通院してリハビリを続ける。連日約3時間の回復メニューをこなした成果もあり、ジョギングを開始するなど順調に回復。左半身に若干の違和感が残り、嗅覚、味覚の変化はあるが、言語障害はない。「さんずの川の手前まで行った。また、うるさいやつがサッカー界に戻ってくるで」と笑った。

 関係者によると、脳の損傷範囲は広かったが、奇跡的に言語、運動をつかさどる部分には達していなかったという。脳梗塞を起こしたのは12月29日の就寝後。15年11月に再婚した俊子夫人(39)は「珍しくいびきをかいた後にベッドから転落した。けいれんしていたので、すぐに救急車を呼んだ」と振り返った。ラモス氏は「奥さんにベッドから落とされた」とジョークを飛ばした後に「命の恩人」と感謝。既に息子とフットテニスで対戦するなどボールにも触っており「今サッカーをしたら、武田(修宏)、柱谷(哲二)より活躍できる」とラモス節も復活した。20日に精密検査を行い、順調ならその後に会見を開く予定だ。

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2017年2月15日のニュース