寿人、得点にこだわらずゲームメークも「固定概念を取っ払って」

　２０１７年シーズンの幕開けを告げる「Ｊリーグプレスカンファレンス」が１３日、東京都内で行われ、Ｇ大阪やＦＣ東京のＵ―２３チームを除くＪ１からＪ３までの５４クラブが一堂に会して会見。各チームの監督、選手が意気込みを語った。

　クラブ史上初のＪ２リーグで戦う名古屋は新たに就任した風間八宏監督（５５）と広島から加入して主将に就任したＦＷ佐藤寿人（３４）が出席。佐藤は「キャンプを通じて風間監督の下で学んでいるし、成長できていると感じている」と強調した。

　昨年まで在籍した広島ではＪ１通算１６１得点。だが、新天地では「フィニッシャーに特化していない」とゲームメークやアシスト役も求められているという。「固定概念を取っ払ってくれている。今までの自分はボールがこなければ仕事ができないと思っていたものが、じゃあ、どうやればボールが入ってくるのかとかチームとして得点を取るのか”考え方”の部分で成長している」。１年でのＪ１昇格を目指し、さらに進化することを誓った。