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C大阪 寒すぎ…J2福岡とドロー 清武反省「決めないと」

[ 2017年2月12日 05:30 ]

練習試合   C大阪0―0福岡、C大阪1―1福岡 ( 2017年2月11日 )

<C大阪・福岡>ゴールを決めきれず悔しさをあらわにする柿谷
Photo By スポニチ

 C大阪は11日、宮崎キャンプ最終戦となるJ2福岡との練習試合を行った。尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督(43)は日本代表MF清武弘嗣(27)らスタメン候補組が出場した2試合目に不満。開幕まで残り2週間となり、ゴール前での決定力の向上を求めた。練習試合は2試合行われサブ組は0―0、主力組は1―1とともにドローに終わった。チームは12日に帰阪する。

 気温7度で冷たい風が吹きすさぶ中、尹晶煥監督も冷たく言い放った。「1試合目(サブ組主体チーム)は今までやってきたことを出してくれたが、2試合目(主力組)は集中力が足りないところを見せた。もう少し改善、修正しないといけない部分がある」。サブチームと比較しながら、主力組の奮起を求めた。

 清武加入で豪華布陣となった今シーズン。福岡相手にもほとんどの時間で主導権を握った。細かい連係からゴール前に迫るシーンも多かった。前半早々に清武のパスから日本代表MF山口がミドルシュート。16分にはFW柿谷が至近距離で左足ボレーを放った。後半には清武も古巣復帰後初シュート。それでも得点はCKからDF山下が挙げた1得点だけだ。指揮官は「チャンスが来た時に決められない」と渋い表情を浮かべた。

 新チーム始動からトレーニングマッチを4試合こなしてきたが総得点は「5」。選手も指揮官同様の不満を感じている。前回の横浜FC戦よりも約10分間長い後半28分までプレーした清武は「課題?ゴールじゃないですか。ボクもチャンスがあったし、決めないといけない」と反省。FW杉本と2トップを組む柿谷も「俺と(杉本)健勇の2人でもっと打開していければ。そこは2人とも物足りなく思っている」とゴール前での精度を今後の修正ポイントに上げた。

 25日のリーグ開幕・磐田戦まで2週間。「こういう試合で勝てるようにしないと」と清武は力を込める。宮崎キャンプで浮き彫りになった課題と向き合い、ここから総仕上げに入っていく。

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2017年2月12日のニュース