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北九州の新本拠“ミクスタ”初公開「ゼロタッチスタジアム」が売り

[ 2017年2月11日 05:30 ]

報道陣に初公開された西部北九州スタジアム
Photo By スポニチ

 J3北九州のホームゲームやラグビートップリーグの舞台となる北九州市小倉北区のミクニワールドスタジアム北九州が10日、報道関係者に公開された。“ミクスタ”はJR小倉駅から徒歩7分と至近距離にあり、太陽光発電、LEDナイター照明などで環境に配慮。またメイン、サイドスタンドは全て屋根付きで快適に観戦できる。

 スタンドとグラウンドの距離がJリーグ本拠では最も近い日本初の「ゼロタッチスタジアム」も大きな特徴だ。実際にスタンド最前列に座ればタッチライン、ゴールラインまで、わずか8メートル。手を伸ばせば選手に触れそうなほどだ。フェンスはピッチから高さ1・24メートルと低く、選手とスムーズにハイタッチできそう。臨場感たっぷりに試合観戦できる。

 ピッチは年間を通して良好なコンディションを保つため、夏芝のティフトン種の上から冬芝のライグラス種をオーバーシード(重ねまき)した。この日は通気性の良いシートで全面を覆って養生していた。北九州市関係者によると「状態は非常にいい」と万全を強調した。

 また“ものづくりの町”北九州市らしく場内に地元製品をPRする「街かどショールーム」のコーナーを設置。スタジアム正面には地元の東邦チタニウム八幡東区工場で製造されたチタンのインゴットを使った「北九州スタジアム(条例上の名称)」の銘板が寄贈設置された。この日、北橋健治市長が出席して除幕式が行われた。“ミクスタ”ではオープニングイベントとして、18日にラグビーのサンウルブズ対トップリーグオールスターズ戦が実施される。

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2017年2月11日のニュース