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G大阪 3発快勝、伸びしろ十分 MF井手口「早く完成形を作りたい」

[ 2017年2月7日 22:59 ]

<ACLプレーオフ G大阪・ジョホール・ダルル・タクジム>前半29分、G大阪の長沢(左)がシュートを決め喜ぶ
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 G大阪は7日、ACLプレーオフでジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と対戦し、3―0で貫禄勝ちを収めた。前半26分にFWアデミウソン(23)が先制点を挙げると、その5分後にはFW長沢駿(28)が追加点。後半25分には清水から新加入のDF三浦弦太(21)がダメ押し点でトドメを刺した。

 チームとして今後の伸びしろも感じさせた一戦だった。今季から4―3―1―2システムを本格導入。昨季までは4―2―3―1システムを主流とし、両サイドMFが配置されていたが、今季は3ボランチが広大なスペースを埋める役割を担う。

 3ボランチの右でフル出場した日本代表MF井手口陽介(20)は「チームが勝てたのはプラス。でも個人としては物足りない。(新戦術を)使いこなせていない」と改善の余地があることを明言。特に「仕留める場所に入っていかないといけない」と攻撃の部分に言及した。だが「フィットすれば怖い攻撃になる。少しでも早く完成形を作りたい」と新戦術に手応え。G大阪が誇る若き怪物が、頭で考えることなく体で反応できるようになれば、タイトルも見えてくる。

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2017年2月7日のニュース