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清武、セレッソからW杯!復帰発表、4日合流…背番号は「46」

[ 2017年2月2日 05:30 ]

C大阪への完全移籍が決定した清武(左)
Photo By スポニチ

 今季からJ1で戦うC大阪は1日、スペイン1部セビリアの日本代表MF清武弘嗣(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。移籍金は推定500万ユーロ(約6億1100万円)で、年俸はこれから詰める見通し。背番号は「46」に決まった。試合に飢える本人はすでにスペインを離れており、4日に合流する宮崎キャンプの練習試合にも出場することが濃厚。古巣の初タイトルに貢献し、その先の18年W杯ロシア大会も目指す。

 日本代表で定位置を築く清武が、約4年半ぶりにC大阪へ復帰することが正式に決まった。欧州の移籍期限最終日にセビリア側との交渉が合意に達し、翌1日に完全移籍での加入が発表された。移籍金は推定500万ユーロで、年俸はこれから代理人サイドと詰める予定。広報を通じて「セレッソのエンブレムを誇りに思い、必ず結果で示せるように、選手、スタッフ、サポーターの皆さんと戦っていきたいと思います」とコメントした。

 暴れる準備はできている。交渉成立後に連絡を取り合った大熊清チーム統括部長によれば「荷物をまとめてすぐに(スペインを)出たぐらいだから。(試合が)やりたくてしようがない感じだった」と“臨戦態勢”にある。2日に帰国予定で、3日にメディカルチェックなどを行い、4日に宮崎キャンプに合流する。今季から加わったセビリアでは不遇を味わい、出場わずか4試合で1得点。試合出場に飢える状況で、宮崎キャンプ中の練習試合が“C大阪復帰戦”となる見込みだ。

 背番号は「46」に決定。自身のブログでは「今年のW杯予選、来年のW杯本戦を考えた時に、いろいろな感情がある中、日本での環境からチャレンジしていくべきなのでは?と強く感じました」とつづった。チームにタイトルをもたらし、その先へ。日本代表へと羽ばたく礎を築いた古巣からロシアを目指す。

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2017年2月2日のニュース