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田嶋会長 逝去木之本氏慎む「口うるさくて愛ある先輩」

[ 2017年1月18日 05:30 ]

 日本サッカーのプロ化に尽力した木之本興三(きのもと・こうぞう)氏が15日にうっ血性心不全のため68歳で死去した訃報を受け、日本協会の田嶋幸三会長(59)が故人を悼んだ。

 17日に都内で行われたJOC常務理事会後に取材に応じ「筑波大でも古河電工(現J2千葉)でも先輩であり、一番、口うるさい方だった。口うるさい中に、愛情のある方だった」と回想。当時の筑波大サッカー部には教員志望者が多く同じ実業団に進む身として、親身に面倒を見てもらったという。

 難病による腎臓全摘出や両足切断を乗り越えて、日本サッカー界の発展に尽くした功労者。家族の意思で葬儀・告別式は近親者で営まれる。田嶋会長は「今はゆっくりと休んでいただきたい」とした上で「今後はJリーグと一緒にしのぶ会のようなものを催す可能性はある」と語った。

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2017年1月18日のニュース