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SVホルン、MF川中をコーポレーション契約 3部クラブでも出場可能に

[ 2017年1月17日 12:30 ]

SVホルンのMF川中健太
Photo By 提供写真

 日本代表MF本田圭佑(30=ACミラン)の所属事務所「HONDA ESTILO」が経営参画するオーストリア2部のSVホルンは17日、MF川中健太(19)について、オーストリア3部のSCマンスドルフとコーポレーション契約を結んだと発表した。川中はマンスドルフでプレーしながらも、契約期間中であればホルンでのプレーも可能となる。

 川中はトライアウトを経て2016年1月にアマチュア契約でホルンへ加入し、同6月にプロ契約。9試合に出場し、アシストを記録するなどクラブの2部昇格に貢献した。

 しかし、2部昇格後は出場機会が激減。クラブは異なる2チームでのプレーを可能とするコーポレーション契約をマンスドルフと結ぶことを決めた。

 クラブは川中のコーポ―レーション契約について「オーストリア特有の契約方法で活躍の機会を提供しました。実践を通じて成長することによりホルンで再起してほしいというホルンの想いと、同選手のプレーを評価し戦力として期待するマンスドルフの想いが合致し、3者にとってベストな方法としてレベルアップを図っていきます」と説明している。

 ◆コーポレーション契約

 日本では同チーム内のトップチームとセカンドチームの両方で出場を可能にさせる方法だが、オーストリアでは若手選手のチャンスを広げるために、異なる2チーム間での出場を可能にさせるために用いられる。通常のレンタル移籍とは異なり、契約期間中は2チームの試合に出場ができる。

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