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浦和・槙野、V奪回へ食療法 三十路の肉体改造で“大人の槙野”を

[ 2017年1月15日 05:30 ]

粉雪が舞う中、ランニングする(左から)ラファエル・シルバ、槙野、ズラタン、イリッチ、那須ら浦和イレブン
Photo By スポニチ

 三十路を迎える浦和の日本代表DF槙野智章(29)が「食トレ」でパーフェクトボディーを目指す。チーム始動日となった14日、早速、新たな試みを明かした。「(5月には)30歳になる。体が大きく変化すると聞く。食事面を改善したい。“大人の槙野”を見せたいですね」と話した。

 既に血液を米国の検査機関に送り、アレルギー物質などを調査中。例えば「寝覚めが悪くなる」など、少しでもパフォーマンスに影響が出やすい物質を詳細に特定できるという。また栄養士とも相談し、試合日から逆算しながら、試合に効果的な食事の取り方をルーティン化させるつもりだ。

 昨秋、右太腿を負傷。3年連続で肉離れを発症したことも食への意識を強くした。脂質を分解するケトン体体質を目指し、早くから“食トレ”を導入しているインテル・ミラノの長友にも相談し、助言を受けたという。

 昨年、中国王者の広州恒大から年俸が言い値という破格オファーを受けたが「このチームでやるべきことがある」と残留した槙野。年間勝ち点で独走しながら優勝を逃した悔しさを胸に、1年間フルで戦い抜くボディーをつくる。

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2017年1月15日のニュース