青森山田　高校サッカーＶで祝電殺到　県や市は表彰検討

雪の中、出迎えを受ける鳴海（右）と高橋
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　全国高校サッカー選手権で悲願の初優勝を飾った青森山田が１０日、青森市内の同校に凱旋し、優勝報告を行った。雪がしんしんと降り続く午後６時頃、選手らを乗せたバスが到着。学校が冬休み期間中のため、練習していた吹奏楽部４０人と青森山田中サッカー部１５人、そして教職員２０人の計７５人が大きな拍手で出迎えた。

　学校には地域住民から「おめでとう」、「勇気をもらった」と祝福の電話が殺到。広報担当者も「こんなにお電話を頂いたのはリオ五輪で卓球の（同校ＯＢ）福原愛さんや水谷隼さんが活躍した時以来」と話した。青森県や青森市は表彰を検討している。

　主将のＭＦ住永は「地域の皆さんの応援のおかげで優勝できました」と感謝。黒田剛監督は「今大会の成績におごることなく、精進していきたい」と話した。１３日の始業式前に改めて全校生徒の前で優勝報告と表彰式を行う予定。