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26年大会からW杯拡大 出場枠増32→48に アジア4枠増も

FIFA会長のインファンティノ氏(AP)
Photo By AP

 FIFAは10日、スイスのチューリヒで開いた理事会で、26年W杯の出場チーム数を現行の32から16チーム増やし、48に拡大することを決めたと発表した。出場枠増は、24から現行の32に増えた98年W杯フランス大会以来。大会方式は、3チームずつ16組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2チームが突破。32チームによる決勝トーナメントが行われる。

 FIFAのインファンティノ会長が、昨年2月の会長選で掲げた公約を実現させた。当初は40への拡大を主張していたが、昨年10月から現行の1・5倍となる48案を提唱。FIFA加盟211協会のうち、64%にあたる135は過去W杯出場が一度もない。同12月に「世界中でサッカーを発展させるため。W杯出場以上に各国のサッカー人気を高める方法はない」と抜本的な変更の意義を強調していた。

 理事に向けた資料では公平性や試合の質の観点から、32チーム維持が最良と位置づけられたが、最高峰の大会に参加できる国・地域が増えることで、放送権料などの収益増も見込める。6億4000万ドル(約742億円)の利益増加が見込めるとの具体的な数字もはじき出し、商業面の効果をアピールして反対意見を封じた。

 大会方式の決定は紆余(うよ)曲折があった。40チーム案のほか、48チームのうち16チームをシードし、16チームが1試合で姿を消す案もあった。いびつな方式に戸惑いの声が出るとともに、代表選手の負担増を懸念し欧州の有力クラブを中心に反対する声が上がっていた。最終的に各3チームを16組に分け、1次リーグを行う案に決定。これにより各チーム最低2試合が確保され、1次リーグを勝ち抜いて決勝まで進んだチームの試合数は7で変わらない。開催期間も現行方式とほぼ同じになる見込みだ。

 その一方で課題もある。1次リーグで、これまでより1試合少ない2試合で敗退するチームが出てくる。3チームのうち1チームは試合ができないため、日程的な不公平も生じる。

 既にさまざまな臆測が飛んでいるが、増加分の各大陸出場枠の割り当ては、5月までに決定する見通し。18年ロシア大会で4・5枠が与えられているアジアについて、英紙デーリー・メールは「アジアは4枠増(8・5)となり、アフリカ(現行5枠から4枠増)とともに利益を得る」と報道。出場枠がほぼ倍増となれば、日本代表はより容易にW杯に出場できることになる。

[ 2017年1月11日 05:30 ]

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