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”山の神”GK山岸がJ2山形からJ3北九州へ期限付き移籍「新たなチャレンジ」

[ 2017年1月9日 14:44 ]

 J2山形は9日、GK山岸範宏(38)がJ3へ降格した北九州へ期限付き移籍すると発表した。移籍期間は2017年2月1日から2018年1月31日まで。

 埼玉県出身の山岸は中京大から2001年に浦和入りし、14年6月に当時J2だった山形へ期限付き移籍。同年のJ1昇格プレーオフ準決勝・磐田戦でGKながらロスタイムにヘディングで決勝弾を決めてチームをJ1昇格へ導き「山の神」と呼ばれるなど、大きな話題を呼んだ。

 J1へ昇格した15年には主将を務め、J1リーグ戦34試合に出場。1年でJ2へ降格した昨季もJ2リーグ戦41試合に出場していた。リーグ戦通算でJ1に171試合、J2に65試合出場している。

 山岸は山形を通じ、「2014年6月にキャリア初めての移籍でモンテディオ山形に加入してからの2年半、プレーオフからのJ1昇格や天皇杯決勝進出をはじめとした、何物にも代え難い素晴らしい時間を過ごさせていただきました。チームメートやサポーターと分かち合った勝利の歓喜、笑顔に満たされたスタジアムの幸福感、悔しさの残る敗戦、それら全ての経験が自分の宝物です。日々切磋琢磨したチームメイト、いつも選手を支えてくれたスタッフ、そしてどんな時でも鼓舞し続けてくれたサポーター、支えていただいた全ての方々に対して感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。次は対戦相手として、再び山形に戻って来られる日を楽しみにしております」とコメント。

 新天地となる北九州を通じては、「また新たなチャレンジをさせていただける事に感謝すると共に、ギラヴァンツ北九州が1年で昇格を掴めるよう、チームの勝利の為に全力を尽くします。新スタジアムで北九州サポーターの皆さんと喜びを分かち合える時を楽しみにしています」と談話を発表している。

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2017年1月9日のニュース