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9戦連続先発の乾、見せ場作るも得点絡めず…17年は黒星発進

[ 2017年1月8日 02:08 ]

リーガ・エスパニョーラ第17節   エイバル0―2Aマドリード ( 2017年1月7日 )

エイバルのMF乾貴士
Photo By 共同

 スペイン1部、エイバルのMF乾貴士は17年リーグ戦初戦となるホームでのアトレチコ・マドリード戦に先発出場。中盤の左サイドで見せ場を作り、観客を沸かせたが得点には絡めず後半23分にベンチへと退いた。試合は0―2で敗れた。

 リーグ戦9試合連続先発となった乾は前半29分、ドリブル突破でエリア内に侵入しようとしたところ、クロアチア代表DFブルサリコに倒され好位置でのFKを獲得。ブルサリコにはイエローカードが出された。

 同36分には左サイドから中央へクロスを入れようとするキックフェイントで相手DF2枚をはがし、縦にドリブル突破。寄せにきたDFも鮮やかなボールコントロールでサラリとかわし、相手選手3人を手玉に取るプレーでスタンドは大歓声に包まれた。

 乾を止められなかったDFブルサリコは前半のみで交代。アトレチコのシメオネ監督は“温存”していたスペイン代表DFファンフランをたまらず投入した。

 前半押し気味に試合を進めたエイバルだったが0―0で迎えた後半9分、左CKからMFサウールに押し込まれ先制点を献上。左サイドで孤軍奮闘していた乾には同23分、無情にも途中交代が告げられた。

 チームは同29分にもフランス代表FWグリエズマンに追加点を許し、17年“初戦”を白星で飾ることが出来なかった。

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2017年1月7日のニュース