札幌　神戸からＤＦ田中雄大を獲得「笑顔で終われるシーズンに」

　Ｊ１へ昇格した札幌は７日、Ｊ１神戸からＤＦ田中雄大（２８）が完全移籍で加入すると発表した。

　滋賀県出身の田中は野洲高、関西大を経て２０１１年にＪ１の川崎Ｆ入り。その後、Ｊ２栃木（現Ｊ３）、Ｊ２鳥取（現Ｊ３）、Ｊ２水戸を経て昨季神戸入りしたばかりだった。リーグ戦の通算成績はＪ１が１８試合０得点、Ｊ２が１１０試合６得点。昨季はＪ１リーグ戦９試合０得点だった。

　田中は札幌を通じ、「今回、このようなチャンスを与えて頂き有難うございます。コンサドーレ札幌の為にピッチ内外で貢献し、更に成長出来るように努力していきたいと思います。笑顔で終われるシーズンにしましょう」とコメント。

　神戸を通じては、「昨シーズン、ヴィッセル神戸はチームとして過去最高順位を達成することが出来ましたが、個人としてはなかなか貢献することが出来ず申し訳ない気持ちです。１年でチームを離れることになりましたが、どんな時でも熱い応援をしてくれたファン・サポーターの皆さま、そして、監督、コーチ、スタッフ、チームメイト、ヴィッセル神戸に関わる全ての方々に感謝しています。ここで得た経験を活かせるようにこれからも努力して行きます」と談話を発表している。