前橋育英　旧友ズラリも特徴予習ＯＫ　ＦＷ人見「特別な気持ち」

第95回全国高校サッカー選手権準決勝   前橋育英―佐野日大 （ 2017年1月7日    埼玉ス ）

隣県対決へ闘志を燃やしたシュート練習する前橋育英ＦＷ人見
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　前橋育英が情報共有で佐野日大を叩く。ＭＦ田口（３年）とＦＷ人見（３年）は中学時代、佐野日大のＭＦ野沢（３年）と同じヴェルディ小山に在籍。ＧＫ湯沢（２年）が所属した足利ユナイテッドの１学年上には相手のＦＷ長崎、ＭＦ赤間（ともに３年）がいた。「野沢は昔ボランチなのでＦＷはやり慣れていないはず」と田口は指摘。既に人見は旧友の特徴を仲間に伝えた。先輩のシュートを受けていた湯沢も「赤間さんは派手さはないけど圧力が凄い。長崎さんは裏に抜け出す動きがうまい」と分析。試合開始までにチームメートに伝えるつもりだ。

　隣県同士の激突となる準決勝。「特別な気持ちがあるので負けたくない」と人見は言う。史上４校目の無失点優勝も狙えるタイガー軍団は、情報戦を制して２大会ぶりの決勝を目指す。