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鹿島 小笠原ら東北出身3選手が参加「第1回東北人魂カップin松島」開催

[ 2017年1月6日 20:20 ]

自身が選出したMVPのロングライフFC・斎藤(左)と握手を交わす鹿島・小笠原                        
Photo By スポニチ

 東北に縁のあるJリーガーらによって設立された「東北人魂」が6日、宮城県松島町の松島フットボールセンターで「第1回東北人魂カップin松島」を開催した。昨季2冠の鹿島から、発起人のMF小笠原、MF遠藤、DF山本の東北出身3選手が参加。宮城、岩手、福島の小学生8チームが集まって順位を競った。過去に募金活動やスクールの開催などで東日本大震災の復興支援を行ってきたが、大会を開催するのは今回が初めて。継続的なものとするために「第1回」とした。

 「勝ちにこだわって上達してほしい」(小笠原)という願いから、大会には順位決定戦が設けられ、MVPは小笠原が自ら選出した。自身もかつては「Jリーグを見て憧れを持った」少年の一人だった。「子どもたちには夢をかなえた選手たちがいることを知ってほしい」と話し、「東北から僕たちに続くJリーガーが出てきてほしい」と思いを語った。

 MVPに選出されたのは、ロングライフFC(宮城)の斎藤滉介(長命ヶ丘小6年)。「ワンタッチ、ツータッチでボールを手放してしまう選手が多い中、自由な発想、技術とイメージを持って楽しそうにサッカーしていたので、目について。そういう選手が増えてほしいなという思いもあって」という理由で選ばれ、小笠原のサイン入りスパイクを手に「凄くうれしい。僕もJリーガーになりたいと思った。(スパイクは)自分の部屋に飾ります」と瞳を輝かせていた。

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2017年1月6日のニュース