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権田 ポルトガル2部オリャネンセ移籍へ 即戦力GKに白羽

[ 2017年1月3日 05:30 ]

ポルトガル2部に移籍することが分かった権田
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 ポルトガル2部のオリャネンセが昨季、FC東京からオーストリア2部ホルンに期限付き移籍していた元日本代表GK権田修一(27)の獲得に動いていることが2日、分かった。権田は既に渡欧、3日からは移籍を前提として練習にも合流する予定だ。

 オリャネンセは1912年創立、オリャオンに本拠を置く。今季は2部の最下位に低迷。特にGKは21〜22歳の若い選手が多く現在、20戦36失点はリーグワーストと守備再建が急務。日本代表でW杯も経験している27歳の権田に即戦力GKとして白羽の矢が立った。14年1月に行われた国際試合のAET杯(香港)ではFC東京とも対戦(1―1、PK6―5)し、権田も出場していた。

 ホルンでは昨年3月、移籍直後の右脛骨(けいこつ)骨折を乗り越え、正GKとして活躍。初の欧州挑戦は自身でも成長を実感できるシーズンとなり、引き続き欧州でのプレーを希望していた。オリャネンセでの活躍次第ではポルトガル1部、スペインのクラブへステップアップの可能性も広がる。権田の新たな挑戦が始まる。

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2017年1月3日のニュース