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悔しさ糧に未来へ…天皇杯決勝で涙の川崎F 小林悠 17年は「自分が引っ張る」

[ 2017年1月2日 16:15 ]

天皇杯決勝で同点ゴールを決めて雄叫びを上げる川崎F・小林悠(中央)
Photo By スポニチ

 川崎Fの日本代表FW小林悠(29)が2日、自身のブログを更新。元日の天皇杯決勝で鹿島に敗れたことを「自分には力が足りなかった」と振り返るとともに、2017年シーズンは自らチームをけん引することを誓った。

 前日の天皇杯決勝では小林の同点ゴールで延長戦に持ち込んだものの、最後は1点差に泣いてクラブ悲願の初タイトル獲得はまたしてもならず。小林は試合が終わると同時にピッチに座り込んで涙を流し、顔を上げることができなかった。

 あまりに悔しい年明けとなったが、「この悔しさを糧に絶対に成長します」と宣言。「試合が終わってフロンターレサポーターを見た時は涙が止まりませんでした。絶対に勝ちたかった。でも、まだまだ自分には力が足りなかった。風間さんからたくさんのことを学び、ヨシトさんの背中を見て、強くなれたと思っていましたが、まだまだ自分には力が足りなかった」と16年シーズンを最後にチームを去る風間八宏監督(55)と元日本代表FW大久保嘉人(34)の名前を出して試合を振り返ると、「2017年は自分がフロンターレを引っ張って行きます!また1年間一緒に戦って下さい」と続けた。

 16年シーズンのJ1リーグ戦で15得点をマークした小林のもとにはG大阪、神戸、鳥栖から高額オファーが届き争奪戦となっていたが、11月26日に更新したブログでチーム残留を宣言。同じく15得点をマークした大久保はFC東京へ移籍することが決まっており、小林には名実ともにエースストライカーとしての期待がかかる。

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2017年1月2日のニュース