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J2山形 元日本代表MF本田を獲得 瀬沼は来季も木山監督のもとで

[ 2016年12月29日 16:04 ]

 J2山形は29日、来季J1へ昇格する清水から元日本代表MF本田拓也(31)が完全移籍で、MF瀬沼優司(26)が期限付き移籍でそれぞれ加入すると発表した。瀬沼は今季はJ2愛媛へ期限付き移籍していた。瀬沼の移籍期間は2017年2月1日から2018年1月31日まで。移籍期間中、瀬沼は清水と対戦するすべての公式戦で出場可能となっている。

 神奈川県出身の本田は、桐光学園高、法政大を経て2008年に当時J1の清水入り。11年にJ1鹿島へ完全移籍したが、13年途中に清水へ復帰していた。リーグ戦の通算成績はJ1が145試合4得点、J2が19試合0得点。今季はJ2リーグ戦で19試合0得点だった。

 本田は山形を通じ、「モンテディオ山形の熱い思いを伝えて頂き、そして、モンテディオのサッカーはチーム全体がハードワークして、球際も強く粘り強いサッカーをする印象があり、自分に合うと思いました。自分の持っている力を出し切り、来年1年でJ1に上がれるように全力を尽くしたいと思います」とコメント。

 清水を通じては、「エスパルスに戻ってきた際は、チームやサポーターの皆さまが温かく受け入れてくれた事がすごく励みとなり、エスパルスで引退しようと決めてプレーしてきました。それは自分の力不足で叶いませんでしたが、応援してくださった皆さまに恥じないプレーをしていくことで恩返しをしていきたいです。これからもエスパルスの活躍を祈っています。今まで本当にありがとうございました」と談話を発表している。

 また、今季はJ2愛媛を率いた木山隆之監督(44)のもとで来季もプレーすることになった瀬沼は山形を通じ、「僕はこのチームに今まで以上の覚悟を持って移籍を決断してきました。チームの目標達成のために、自分自身の全てをかけてプレーしていきたいと思います。東北の雪が全て溶けてしまうような熱いサポートよろしくお願いします!」とコメントしている。瀬沼は今季愛媛でJ2リーグ戦40試合10得点だった。

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2016年12月29日のニュース